ココスは激怒した。
必ず、鍋割山荘名物の鍋焼きうどんを食べねばならぬと決意した。
ココスはYAMAPの平均ペースが大抵標準タイムだった。
ココスは足が遅いのである。
足底筋膜炎を持ち、慢性鼻炎で鼻から息を吸えなかった。
けれども、食欲に対しては人一倍に敏感であった。
一昨日未明、ココスは大倉登山口を出発し、野を越え山を越え
1時間半を巻いて鍋割山の山頂にやってきた。
食い意地とは凄いものである。包み焼きハンバーグが食べたくなってきました。どうもココです。太宰に怒られろ。
〜前回のつづき〜
塔ノ岳→鍋割山を縦走していた私ですが、目標は鍋割山荘名物の鍋焼きうどんを食べることでした。
うどんの提供時間は短く11:00〜13:00、しかも売り切れ次第終了。
というわけで、登山の基本は「ゆっくり自分のペースで」ですが、今回私は急いでいました。
何故なら絶対にうどんが食べたいから。当初の登山計画標準タイムでは到着が12:45とギリギリでしたが、1時間半巻いて11:15に到着。恐るべし食い意地。
悠々とうどんを楽しむことができました。
ちなみにこの日ご主人はいなくて、若い男性が作っていらっしゃいましたが、相変わらず怒鳴られました。そこまで継承しなくてもいいのでは?
(鍋割山荘あるある)総括。
今回の塔ノ岳(大倉尾根)と鍋割山を比べると、鍋割山の方が登るのが大変な気がします。私は。
まず序盤の林道が長すぎる(下山で気が遠くなる)のと、ザレ場、ガレ場が多く木の根で足場が悪い急登がダラダラと続いてしんどい。
それに比べたら、塔ノ岳は伊勢丹の階段を登るだけって感じです。異論は認めます。
美味しいうどんを食べるために修行してみたい方は、是非登ってみてください。
山小屋近くで遭遇して角に追い込んでしまった(ごめんね
しかのこのこのここしたんたん♪
ココ