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写メ日記

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Momoeの写メ日記|プレミアム 川崎高級店ソープ

2024.09.12 14:42
復帰のこと/読み方のこと



こんにちは
お久しぶりです<(_ _*)> 
肩を負傷してしまい先月からお休みをいただいておりましたが、来週15日の日曜日からまた出勤します
三連休、お時間があればぜひ^^ 
………………………………………………………
今回は木◯昇「惣◯郎浮世始末」です
すごく長いので今回のお休みの間中、他の本と並行して読んでいました何となく、こういう読み方はあんまり良くないかなと思ってしまいます(;)一冊一冊集中して分析的に読まないとダメなんじゃないかという気持ちが抜けません…
でも考え過ぎるのも良くないですよねそれに今回は新刊で高かったし、途中で飽きて読み切れずに終わるよりはマシだろうと、勝手に大目に見てみました笑

本作は江戸時代後期を舞台にした時代小説で、奉行所勤めの主人公が事件の解決に奔走するいわゆる捕物帳です幾つかの事件とそれに関わる人物たちが絡み合う展開は結構複雑で、推理小説としても本格派かなと思いますまた、当時の政治政策とか経済状況とかを反映した世相が細かく描かれていて、ひとつひとつの出来事に納得し
て読んでゆけるのです
この作者の別の作品がすごく好きで、そちらも以前にブログで取り上げたかと思いますその作者の最新作ということで本作を手に取ったのですが、でも今回はちょっと違ったなあという読後感でした推理小説としての構成とかキャラクターとかは本当によく出来ていて、確かに面白いのですけど…
作中では天然痘の発生、種痘や薬の利権問題、未知の病に対する人々の混乱、認知症の増加、介護殺人、新興宗教とそれにハマる人、政治と宗教の癒着……そういうのに纏わる事件が描かれていますでもこれもう最近の5年ぐらいの現代日本だなと
そういう現代社会の諸相を江戸時代に反映させて違和感なく物語に仕立てるというのは、作家の手腕として物凄いことだと思います
でもわたしが読みたいのは、以前の作品のような、もっとミクロな「ある誰か」の人生にフォーカスした、その「誰か」だけが紡ぐ物語だったのですよね完全に個人の感想ですけど
今回は問題がちょっと普遍的過ぎる気がしました最近のニュースを扱うなら、わざわざ時代小説に仕立てることなかったんじゃないかと思ってしまいます


もやっぱりこれだけの長編を構想して書き切る作者の筆力には、畏敬の念を抱かざるを得ませんもとは新聞の連載小説として執筆したようですし、そういう事情を考えると、求められたものを書いたに過ぎないのかな…並行読みをしても、結局はこんなことまで考えてしまいます(_;
正しい冷やし中華でした

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