こんばんは
オリ◯ピック、そろそろ終わってしまいますね深夜も何かしらの競技が中継されていて、それをぼんやりと眺める時間が楽しかったのですが…気がついたら朝になっていることもしばしばでした笑
28日からのパラリ◯ピックにも期待ですね^^
明日(土)9:00〜15:00明後日(日)9:00〜15:00で出勤しますお時間があればぜひ
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今回は辻◯雄「奇◯の系譜」美術史家である著者が今から50年ほど前に出版した美術書です著者が某美術雑誌に連載していた記事を書籍化したもので、以後文庫版や新装版が刊行され続けています
この本で取り上げられているのは狩◯山雪や伊◯若冲、歌◯国芳といった江戸時代の絵師たちです現在では名前ぐらいは聞いたことがあるような絵師ばかりですが、本書が刊行された当時は今のような人気も知名度も無かったようです…
この本で紹介されるのは、例えば狩野派が江戸絵画の正統とすれば、その傍系に位置付けられるような「異端」とも呼べる画家ばかりですしかし著者は強烈な画風を持
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私がいちばん興味を惹かれたのは伊藤◯冲の章でした
◯冲は人気ですよね彼の精緻な動植物の絵は知っている方が多いと思います江戸絵画と言えば面長猪首猫背の美人画や歌舞伎役者の大首絵などの浮世絵を思い浮かべますが、どれもデフォルメされたキャラクターのような印象を受けます
江戸時代の絵とはそういうものだと思っていたところに◯冲の写実的な絵を見ると、当時の人も私たちと同じ形、同じ色が見えていたんだなと改めて感じられるのです
しかし、若冲も実は鳥や草木をただリアルに描いていた訳ではありません現代人に写実的と錯覚させるほど対象を緻密に描きながらも、多くの虚構を織り交ぜていました
それを意識して彼の作品を見ると、確かに不自然な構図や部分が多いことに気がつきますそれでも私たちが◯冲の絵に感動を覚えるのは写真のようなリアルさに圧倒されるからではなく、彼だけに見えていた動植物たちの生命の美しさに捉えられてしまうからでしょ
うか
同じものを眺めていても、どう見えているかは人それぞれですね芸術とは作者の見方や考え方を見るのかもしれません
チャーシュー多め